2013年7月

日本が太平洋の公海でレアアース探査権を取得…世界初 

共同通信社によると、国連の直属組織である国際海底機構は、日本の南鳥島沖約600キロの公海の6カ所計3000平方キロメートルのコバルトリッチクラスト探査鉱区の独占探査権を承認した。探査期間は15年間だ。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

日本は1987年、ハワイ南東沖のマンガン団塊鉱区を獲得したが、開発はまだ行っていない。2012年7月、日本の独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構は鉱区の探査を申請した。

その後、日本政府は海洋資源調査船「白嶺」を派遣して埋蔵量を調査。公海海底のコバルトリッチクラスト開発に関する規定はまだないが、経済産業省の担当者は、「日本はすでに探査権を獲得している鉱区の単独での採掘を承認される可能性が高い」と述べた。                                         YAHOOニュース より抜粋

ケニアでレアアース資源発見、推定6兆円相当 世界上位5位のレアアース生産国に

新華社の報道によれば、カナダのコーテック社はこのほど、ケニアのクアレ地区で5兆4000億ケニアシリング(約6兆円)相当のレアアースを発見したと発表した。国際在線が23日伝えた。

コーテック社のケニア地区社長、デビッド・アンダーソン氏によれば、ケニアでこれまでに見つかった鉱物資源の中では最大規模で、この発見によりケニアは世界上位5位に入るレアアース生産国となる可能性がある。同社は同じクアレ地区で350億米ドル(約3兆5000億円)相当のニオブ鉱も発見したという。

レアアースとニオブはハイテク電子製品の自動車製造や化学工業製品の加工など、広範に使用されている。                                         YAHOOニュース より抜粋

南鳥島沖のコバルトの埋蔵量、およそ65万トンと推定

日本最東端の南鳥島沖で、レアメタルを含む海底地層「コバルトリッチクラスト」の探査権を得た、JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)は、コバルトの推定埋蔵量がおよそ65万トンにのぼることを明らかにした。

コバルトリッチクラストは、外側の黒い部分は、海中にある岩盤の上に沈殿してできたものとされ、コバルトやニッケル、プラチナなどのレアメタルが含まれている。

JOGMECは20日、国連海洋法条約に基づき、海底の鉱物資源を管理する国際海底機構の承認を受け、南鳥島の南東沖およそ600kmの公海域3,000平方kmで、コバルトリッチクラストを15年間、独占的に探査する権利を取得した。

鉱区では、日本の年間消費量のおよそ40年分に相当するコバルトおよそ65万トンや、およそ5年分のニッケルが採掘できると推定されているという。
JOGMECは、具体的な開発計画を策定し、調査研究を進めたいとしている。                                                   YAHOOニュース より抜粋

レアメタルに期待、公海で海底資源の探査権取得

経済産業省は20日、南鳥島(みなみとりしま)(東京都)の南東約600キロの公海で、海底の鉱物資源の排他的探査権を取得したと発表した。

日本が公海で鉱物の探査権を取得するのは26年ぶりで、来年度にも本格探査に着手する。

周辺の地層には、マンガンやコバルト、ニッケル、白金など日本が輸入に頼っているレアメタル(希少金属)が豊富に含まれているとみられ、これらの確保につながる可能性がある。

日本政府は1987年から一帯の海底資源の予備調査を始め、昨年7月、国連の関連組織である国際海底機構に太平洋の計3000平方キロ・メートルの探査鉱区を申請していた。19日に機構の承認を受け、年度内にも正式契約を結んで15年間の排他的探査権を獲得する。                                                   YAHOOニュース より抜粋