南鳥島沖のコバルトの埋蔵量、およそ65万トンと推定

南鳥島沖のコバルトの埋蔵量、およそ65万トンと推定

日本最東端の南鳥島沖で、レアメタルを含む海底地層「コバルトリッチクラスト」の探査権を得た、JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)は、コバルトの推定埋蔵量がおよそ65万トンにのぼることを明らかにした。

コバルトリッチクラストは、外側の黒い部分は、海中にある岩盤の上に沈殿してできたものとされ、コバルトやニッケル、プラチナなどのレアメタルが含まれている。

JOGMECは20日、国連海洋法条約に基づき、海底の鉱物資源を管理する国際海底機構の承認を受け、南鳥島の南東沖およそ600kmの公海域3,000平方kmで、コバルトリッチクラストを15年間、独占的に探査する権利を取得した。

鉱区では、日本の年間消費量のおよそ40年分に相当するコバルトおよそ65万トンや、およそ5年分のニッケルが採掘できると推定されているという。
JOGMECは、具体的な開発計画を策定し、調査研究を進めたいとしている。                                                   YAHOOニュース より抜粋