レアアース、カン州稀土の採掘権再編 環境保護部が「承認」―中国

レアアース、カン州稀土の採掘権再編 環境保護部が「承認」―中国

中国環境保護部は4日、カン州稀土集団傘下のカン州稀土鉱業再編プロジェクトの環境評価報告に回答したと公表した。同社の採掘業務は2年近く止まっていたが、再び動き出す見込みだ。毎日経済新聞網が伝えた。

環境評価報告によると、カン州稀土はカン州市政府直属の国有企業で2004年12月に創立された。

この2年、江西省、カン州市のレアアース採掘能力は注目を集めてきた。同省と同市の通知に基づき、カン州稀土のレアアース採掘は2011年下半期に操業停止となったからだ。

今回、カン州稀土の再編プロジェクトは2期に分けて進められることとなった。一期目は龍南県と定南県のレアアース鉱山の権利を統合し、二期目には全南、安遠、信豊、尋鳥、寧都、カン県の採掘権を統合する。一期目には48鉱山を15に統合する。

安信証券のアナリスト斉丁は「採掘権の統合は勝手な採掘を抑制し、地区の一元的な管理にプラスになる」と評価した。

カン州稀土が環境保護部の回答を得たことについて、業界内では、カン州稀土の鉱山の操業が再開したら、イオン型レアアースの供給量が上がり、企業業績を押し上げるという見方が広がっている。一方でレアアース市場は供給過剰にある。

威華は11月3日夜、カン州稀土に新株を発行するとともに、カン州稀土が保有する採掘権を取得すると発表した。つまり、木材製品会社だった威華は、レアアース採掘企業に変貌を遂げる。

しかし、カン州稀土のこの数年の業績は良いとは言えない。同社の1-7月の純利益は2011年は7.1億元だったが、2012年は6000万元、今年は935万元と右肩下がりだ。同社によると、レアアースの価格変動の激しさや鉱山の操業停止が影響しているとう。

レアアース業界のアナリストは「カン州稀土はこの2年、レアアース関連の商品を扱っていない。もし生産再開したら、業績は大幅に改善するだろう」と述べた。しかし別のアナリストは「レアアース市場はすでに供給過剰にあり、需要が回復しないと価格も上がらない」と指摘した。                                         YAHOOニュース より抜粋