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ネオジム磁石

ネオジム磁石の概要

ネオジム磁石

ネオジムに鉄とボロンを加えた3成分系の磁石。数ある磁石の中でも、最も高い磁気エネルギー積を持ち、しかも他の希土類磁石に比べ安価であるという特徴を持ちます。各種電子機器にも多数採用され、希土類磁石の生産増加分の大半を占めます。


ネオジム磁石の特徴

ネオジムや鉄といった比較的豊富な資源を主原料としているため、希土類磁石の中では比較的低コストという特徴を持ちます。また、サマリウムコバルト磁石のように、将来的な資源面での問題もありません。比重も低いため、小型化や軽量化にも対応可能。しかも機械的な強度が高いため、欠けなどが少ないという特徴もあります。
しかし、他の磁石と比べて温度変化に弱いので使用温度と動作点については注意が必要です。また、耐食性が悪く、表面加工を要するという一面も持ちます。

項 目 単 位
残留磁束密度 Br kG 11.7〜14.3
mT 1,170〜1,430
保持力HcB Oe 10,800〜12,000
kA/m 859〜955
保持力HcJ Oe 12,000〜25,000
kA/m 955〜1,985
最大エネルギー積 BHmax MGOe 28〜47
kJ/m3 223〜374
温度係数 Br %/℃ -0.11
キュリー温度 TC 330〜340
密度 g/cm3 7.5〜7.6
抗折強度 N/mm2 245
比熱 J/(kg・k) 0.50×103

ネオジム磁石の主な用途

ネオジム磁石は強度の高さや比重の低さなどから、様々な精密機械の部品に使われています。

【ネオジム磁石の用途一例】

大小いろいろな形状のモーター、磁気軸受、医療器具、装飾品、電子部品