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フェライト磁石

フェライト磁石の概要

フェライト磁石

鉄酸化物粉末を主原料にした、最も一般的な磁石です。原料の酸化第二鉄が豊富なため、コストパフォーマンスが高く、現在でも様々な分野で使用されています。


フェライト磁石の特徴

優れたコストパフォーマンスを持つため、1950年代の商品化以来、数ある磁石の中でも生産重量・生産金額ともにトップだったフェライト磁石。しかし、近年は発展を続ける希土類磁石に、生産金額トップの座を奪われています。そんな状況ですが、酸化物を原料とし、錆びないという利点があるので、全ての磁石の中でも最も高い生産重量を誇ります。

項 目 単 位 等方性 異方性
残留磁束密度 Br kG 2.1〜2.2 3.9〜4.0
mT 210〜220 390〜400
保持力HcB Oe 1.800〜1,900 2,700〜2,800
kA/m 144〜152 216〜224
保持力HcJ Oe 3,000〜3,100 220〜228
kA/m 240〜248 2,750〜2,850
最大エネルギー積 BHmax MGOe 1.0〜1.1 3.7〜4.0
kJ/m3 8.0〜8.8 29.6〜32.0
温度係数 Br %/℃ -0.18 -0.18
キュリー温度 TC 450 460
密度 g/cm3 4.6〜4.9 4.9〜5.0
抗折強度 N/mm2 29〜68 49〜88
比熱 J/(kg・k) 0.84×103 0.84×103

フェライト磁石の主な用途

フェライト磁石はそのすぐれたコストパフォーマンスや耐食性により、吸着用・鉄粉除去用・磁化水用・鳥害対策用・モーター用・発電機用・スピーカー用・磁気健康器具用など、様々な分野で使用されています。