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サマリウムコバルト磁石
サマリウムコバルト磁石の概要
サマリウムとコバルトとの2成分系の合金で、高い磁気エネルギー積を持っています。ネオジム磁石と比べると原料の産出量が少なく、高価な一面も持ちますが、熱安定性・耐食性面で非常に優れています。
サマリウムコバルト磁石の特徴
ネオジム磁石が出現するまでは、最も高い磁力を持つことで知られていたサマリウム・コバルト磁石。
磁気異方性の優れた「1-5系磁石」と、高磁気エネルギーの「2-17系磁石」があり、ネオジム磁石と比較しても、残留磁束密度や保持力の温度係数が小さく、優れた熱安定性を持っています。耐食性の良さからニッケルメッキなどの表面処理をせずとも、使用できます。
しかし、主原料のサマリウムとコバルトの供給が不安定なため高価で、機械的強度が低いため、欠けやすいという面もあります。
| 項 目 | 単 位 | 値 |
| 残留磁束密度 Br | kG | 9.0〜10.8 |
| mT | 900〜1,080 | |
| 保持力HcB | Oe | 8,000〜10,000 |
| kA/m | 637〜796 | |
| 保持力HcJ | Oe | 15,000〜25,000 |
| kA/m | 1,194〜1,831 | |
| 最大エネルギー積 BHmax | MGOe | 19〜28 |
| kJ/m3 | 151〜223 | |
| 温度係数 Br | %/℃ | -0.03〜-0.05 |
| キュリー温度 TC | ℃ | 730〜830 |
| 密度 | g/cm3 | 8.3〜8.4 |
| 抗折強度 | N/mm2 | 98〜118 |
| 比熱 | J/(kg・k) | 0.38×103 |
サマリウムコバルト磁石の主な用途
サマリウムコバルト磁石磁石はネオジム磁石に比べて優れた熱安定性、耐食性を持つことから、いまだに様々な分野で使用されています。
【サマリウムコバルト磁石の用途一例】



・回転機器(各種モーター/小型発電機)
・音響機器(スピーカー/マイクロフォン/ピックアップ/イヤホン)
・応用機器(マグネットカップリング/装飾品/健康機器/電子ロック/玩具)
















