磁石はこんなところで使われています
磁石は私たちの身近なところで様々に形を変え、利用されています。
入歯の固定に磁石を使用
入れ歯と聞くと、残っている歯に金具を引っ掛けて支えるといったイメージがあると思われますが、実はこの入れ歯の固定にも磁石が使われているのです。
まず悪くなった歯を削り、強磁性体を持つ金属を埋め込みます。そして、希土類磁石を埋め込んだ義歯と、固定片を磁力によって密着。それにより、今までの入れ歯と違い、金具が不要となり、簡単な入れ歯の着脱が可能になったのです。
まさに、サマリウムコバルト磁石やネオジム磁石といった小型で強力な磁石の開発の賜物といえます。
強力な磁石を使ったリニアモーターカー
宙を浮く車として知られるリニアモーターカー、これも磁石の力を利用した発明です。リニアモーターカーには、車両自体に超伝導磁石が設置され、軌道であるガイドウェイには、電磁石の役目を果たすコイルが並べられています。車両と軌道の磁石が反発することで、車体を浮かせて進むのです。磁石の持つ力をフル活用した発明といえるでしょう。
コピー機にも磁石が使われています。
コピー機は「静電印刷」と呼ばれる静電気を用いた印刷方法を応用しており、ここでも磁石が使われています。コピー機に内蔵された帯電器は、静電気を起こしドラムにトナーを付着させます。そのトナーを用紙に転写することがコピーの仕組みなのですが、その際、トナーをドラムまで運ぶために、フェライト磁石が使われているのです。














