磁石ができるまで
磁石は種類によって若干工程に差がありますが、粉砕・成形・焼結・加工・着磁といった課程を経て製造されます。ここではフェライト磁石の製造工程を例に、磁石ができるまでを順を追ってご紹介します。
混合
まず、混合する材料の重量を正確に量ります。秤量後、原料を十分に接触させ科学反応を起こしやすくするために混合します。
仮焼成
フェライト化反応を若干進めた後、仮焼成を行います。これは、後に行う「焼結」時の焼き縮みを容易に制御することと、加熱した際のガスの発生を防ぐ目的を持っています。
粉砕
仮焼成後、硬い固まりになったフェライトを細かく粉砕し、粉末にします。そうすることで表面積を大きくし、また反応性、焼結性を向上させるのです。
成形
粉砕後のフェライトは余りにも微細なため、造粒と呼ばれる行程において、粘結剤や潤滑剤を混入し0.1〜0.5mm程度の大きさにされます。その後、型に入れられ高い圧力をかけて成形します。
焼結
成形されたフェライトを、高温の炉で焼結します。
加工
磁石製品となるべく仕上げ加工を施します。
着磁
着磁を施す前の磁石は石ころと変わりません。着磁、つまり強い磁界をかけることで、フェライトを永久磁石にするのです。














